★週末練習1/4ルール(大会前・試合・紅白戦を除く)

 土・日午前午後の4分割のうちの1つを野球の活動に使うという考え方です。まず、この1/4ルールという方式を考案されたのは、つくば市の「春日学園少年野球クラブ」様です。更に、川崎市の「ブエナビスタ少年野球クラブ」様がこの方式を採用したチーム運営をされております。

 
土日を長時間野球に拘束されることがないので、他の事に時間を費やすことが可能となります。例えば、他の習い事との両立がしやくなりますし、その他の小学校のうちにしかできない多様な体験をする機会が増やせます。何より、家族との時間を大切にすることができます。


 大人になったときに「小学生のときにやっていた野球、楽しかったな。またやってみようかな。」と思ってもらえることを目標とし、一方、中学に上がって野球を続けたとしても困らないよう基礎を身につけることを目標とします。

  

★ 現地当番なし 

 これだけ少年野球人口が減少した大きな原因の一つに、少年野球は親御さんの負担が大きいということが上げられると思います。その最たるものが現地当番だと考えられます。共働きが当たり前となった昨今、土日も出勤しなければならない親御さんや、まだ小さいごきょうだいの育児をされている親御さん、その他色々な家庭の事情がある親御さんにとって、お茶当番などで一日中拘束されるのは明らかに過大な負担です。

監督・コーチへのお茶の提供はまったく必要ありませんし、子供たちの飲み物は十分な量をご用意してもらえば大丈夫です。

また、熱中症等のための救護も指導者で行えば足りると考えます。具合の悪いお子さん、ケガをされたお子さんがいた場合、指導者が救護にあたり、親御さんに連絡を取って、迎えに来ていただきます。真夏の猛暑の中、また真冬の極寒の中、救護当番で一日親御さんが現地に拘束される必要は全くありません。

 一方、練習や試合への応援はいつでも大歓迎です。きっとお子さんは自分がボールを打ったり、捕ったり、頑張っている姿を親御さんに見てほしいはずです。お時間のあるときに、ぜひ、お子さんの応援にいらっしゃってください。

 ※大会出場時における大会側から全ての出場チームに均等に協力依頼のあるお茶出し・記録係などの大会運営上のお手伝いはどうしてもございます。それでも、無理のない範囲でご協力いただければ大丈夫です。 
 

★罵声・怒声の禁止

 こちらの理念も、「春日学園少年野球クラブ様」、「ブエナビスタ少年野球クラブ様」のチーム理念として掲げられており、実際に見学させていただきましたが、本当に罵声・怒声はありませんでした。そのような中、子供たちは伸び伸びと野球に取り組んでいました。子供たちを見て、「この子たちはこの楽しい野球の記憶がずっと残り、大人になっても野球を楽しむのだろうな。」と思いました。

高圧的な指導では、子供たちは指導者の顔色ばかり気にしてプレイをすることになり、自分の頭で考えることができなくなります。野球は失敗のスポーツです。小学生ではなおさらで失敗の連続です。なぜ失敗したのか、子供たち自身に考えさせなければなりません。成功の確率を上げるためにはどうすれば良いか、罵声・怒声ではなく、具体的に指導し、気づかせなければなりません。
 

★短時間での効率的な練習を追求

 少年野球では数をこなして体に覚えこませることが効果的とされていますが、1/4ルールという短い練習時間の中でその数をこなすには、工夫が必要になってきます。単に「回数」をこなすことを目標にしてしまうと、回数をクリアすることだけが目的となってしまいがちです。

そこで、例えば、20分のキャッチボールで、何球中、何球相手の胸に投げられるか、何球中、何球後ろにそらさなかったか数えながら練習します。すると、限られた時間の中で、何球投げることができ、そのうち目標を何回達成できたか考えるようになり、中身の濃い練習ができます。後ろにそらしたボールを歩いて取りに行っていたら、投げられる回数が減ってしまいます。また、「今日は後ろにそらす回数を3回までにしよう」などと、自ら目標を立てやすくなります。

バッティングも同じです。単に何球打つということではなく、3分のティーバッティングで、何球打つことができ、そのうち何球ライナー性の打球が飛んだか、確認しながら打ち込みます。


また、練習には、競争的な要素とゲーム的な要素を多く取り入れていくよう意識します。例えば、色々な場面でストップウォッチやスピードガンを使用します。ただ走るのではなく盗塁のタイムを計る、捕ってから送球するまでのタイムを計る、送球の球速を計る、更にはボールを拾い集めるときのタイムを計るなど、様々なタイム・スピードを計ることで飽きさせないように努めます。

 
これらはあくまでも一例です。限られた時間の中で、子供たちが集中力を切らさず野球に取り組めるよう、練習メニューを常に研究し、アップデートしていけたらと考えています。 

 

★子供たちが主体的に勝利を目指す姿勢をサポート

 少年野球の主役は言うまでもなく子供たちです。大人が勝ちたいと思った瞬間に、そのチームは大人のものになってしまいます。子供たちが「試合に勝ちたい」、「そのためにもっと上手くなりたい。」と主体的に考える姿勢を大人がサポートする形こそ、子供たちが主役のチームであり、自然な姿ではないでしょうか。

そのためには、「負けたくないんだろ!?」と大人が押し付けてはなりません。子供たちの野球に対するモチベーションを上げて、自らもっと上手くなりたいという気持ちになるよう支援するのが大人の役割だと考えます。これは、決して簡単なことではないかと思いますが、時間をかけて粘り強くチャレンジしていきたいと思っています。

 

 ※他チームの批判はしない

 以上の考え方は柏座イーグルスとしての考えであり、他のチームでは色々な考え方があって、皆さん一生懸命であることに変わりはないと思います。方針の異なるチームを批判する気持ちは一切ございません。

 地域に様々なタイプのチームがあり、お互いの良いところを認め合い、切磋琢磨しながら、野球というスポーツを一緒に盛り上げていければ良いなと考えています。